地震

前例のない出来事に戸惑って何も出来なかった〜南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」〜

2024年8月8日(木)午後4時43分頃、宮崎県沖日向灘、震源の深さは約30キロ、マグニチュード7.1規模の地震が起こった。

どうやらその場所は、南海トラフ巨大地震の想定震源域内で、そこで地震が起こるのはヤバいことらしい。

同日午後7時15分、気象庁は、注意を呼びかける「巨大地震注意」(南海トラフ地震臨時情報)を発表した。

今まで経験したことのない政府からの注意喚起。

結局大した行動は起こせなかった。

現状を備忘録として残すことにする。

「巨大地震注意」をSNSで知る

地震当日は仕事。

仕事が終わりSNSで「巨大地震注意」が気象庁から発信されてるのを知る。 前例のない政府機関からの注意喚起に戸惑うばかり。

何もやらなかった

地震発生翌日も仕事。

仕事が終わってから夕食の支度のためにスーパーへ買い物に向かう。

いつもの買い物。

ペットボトルの水が売り切れてなのか棚に全くない。

それを見て「私も何かしなきゃいけないのか?」と考えるも、結局何もせず帰宅。

翌々日は仕事は休み。 終日ダラダラ過ごして「巨大地震注意」を受けての備えを全くしていない。

血圧がものすごく低くて眠くて怠い。

そんな中、今度は神奈川でマグニチュード5.3の地震。

我が家の地震への備え

今まで地震について考える機会は何度もあった。

パンデミックによる緊急事態も経験してきた。

その度に備えをしてきた。

なので、今回それほど慌てることはなかった。

慌てるほどの気力もなかった。

一応耐震設計の我が家、家が潰れなければ何とかなる?

停電の備え

地震で停電が数日続く場合の備え。

太陽光パネル。

蓄電池。

モバイルバッテリー。

300Wの家電を使えるバッテリー。

1500Wの家電を使用可能なハイブリッド車。

家が地震に耐えてくれればある程度電気は安定確保出来る。

食料品の備蓄

我が家にはメインの冷蔵庫の他に小型冷凍庫がある。

ふるさと納税を始めた時に購入したもの。

ふるさと納税返礼品は主に肉類を選んで冷凍保存。

太陽光パネルが発電出来ない悪天候時や夜はバッテリーを使用して停電時も使用可能。

長期にわたって買い溜めを続けてきた備蓄食品。

主に缶詰とプロテイン。

米もある程度備蓄あり。

精米器もある。

2011年の地震後に多くの米を買った時になかなか食べきれず、不味くて食べられないほど保存が長かった米を精米機にかけて不味い表面部を精米して食べれるようにして何とか食べ切った。

日常品の備え

トイレットペーパー。

これは2011の地震の時に買ったもの?!

食洗機の洗剤、これもないと地味に困る。

洗濯機の洗剤の備蓄もある。

でも、これらは下水道が使えなくなれば使えない。

ガソリンの備え

2011年の地震ではガソリンスタンドに長蛇の列が出来た。

その時に購入した携行缶。

あと、バイクに乗り始めてガス欠の時のために購入したバイクの為の携行缶。

ガソリンが入手困難になった場合、移動はバイクで行う予定。

SSTRにも参加した我が家のグロム。

驚愕の燃費リッター62キロ越え。

携行缶のガソリンも使用すれば理論上600キロ以上走行可能。

水の備え

浄水器の水タンク。

あと、エコキュートのタンクの水。

井戸水もある。

トイレ

今年元旦の能登半島地震が起こった後、被災時のトイレについての対策について丁寧に説明している動画を見つける。

小は匂いがキツい。

大は土を被せることで微生物が分解してくれる

大と小を分けて腐葉土を利用することで汚物のゴミの山をなくせる。

それまでは被災時のトイレは、袋に排便してそれらを凝固剤で固めて捨てる簡易トイレを考えていたが、排便後の汚物の入ったゴミ袋の山のことを考えると、長期間の避難生活では実用困難なことを動画を観て気付き、この動画に倣ってその後準備した。

腐葉土と

バケツ。

あと、一応水溶性樹脂も購入。

運用練習はしていないので有効な対策となるかは不明。

キャンプ道具

去年末にバイクでの単独冬キャンプを初経験。

被災時に役立つアイテムも多数あるはず。

地震警報装置

大きな地震が起こると自動的に電源が入り、受信した地震速報を報道するラジオを流してくれる。

2011年には何度も何度も時間関係なく電源が入り放送を流して起こされた。

有効ではあるが、休息時間を邪魔する微妙なアイテム。

備えが活かせるのは家が無事だった場合のみ

色々地震のために備えてはいるものの、それらが活かされるのは自宅が地震に耐えて無事な場合。

自宅が地震に耐えて無事だとしても、近所から出火して火事が拡がり火の手が我が家も火災に巻き込まれれば備えは活かすことが出来ない。

その他にも、その地を離れなければいけないような災害が付近で起これば、備えを捨てて慣れない地で被災生活を強いられる。

結局のところ、完璧な備えは難しく、備えを活かすことの出来ない最悪の事態も想定しておかなければならない。

「巨大地震注意」発信3日後に備えたもの

地震発生3日後、スーパーへ行き一週間分の備品を購入。

災害時には嗜好品も必要だと思う。

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